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Works

事例

福岡県久留米市の豪雨による床下床上浸水後の乾燥消毒復旧方法のお問い合わせと解説

豪雨による床下浸水床上浸水の掃除の仕方、消毒の仕方、乾燥の仕方、対応方法などでご相談をいただいております。

被災したお客様も情報を得るためにインターネットで調べたり、清掃業者に問い合わせをするなどして情報を集められているようです。
そこで得た情報の多くは、『石灰を撒く』『ハイターを撒く』といった対処がほとんどのようです。
 

なぜか?

洪水による水害を専門の『業』として施工している業者様が少ないことが原因かと思います。

弊社ダスメルクリーンでは独自の経験プラス、アメリカ ラスベガスに本部のある『IICRC』や『日本レストレーション協会』『日本特殊清掃隊“JSCC“』で勉強や研修を経て水害復旧作業を行なっております。

床下浸水水害復旧作業の大まかな流れ

  • 現地調査
  • 床下侵入経路の確保
  • 汚泥の処分先の確認
  • 現場に応じた機材搬入
  • 養生作業
  • 床下に溜まった汚泥の回収
  • 洗浄作業
  • 乾燥作業
  • 消毒作業
  • 防カビ作業
  • シロアリ予防作業
  • 機材撤収

床上浸水水害復旧作業の大まかな流れ

  • 現地調査
  • 養生作業
  • 現場に応じた機材搬入
  • 床剥ぎ
  • 壁浸水被害のある高さでカット
  • 壁内断熱材撤去
  • 床下に溜まった汚泥回収
  • 壁内の躯体に着いた汚泥の回収
  • 洗浄作業
  • 乾燥作業
  • 消毒作業
  • 防カビ作業
  • シロアリ予防作業
  • 機材撤収

作業工程が前後する事もありますが、概ねこのような流れとなります。
なぜ石灰やハイターを撒くだけの消毒ではダメなのか
洗浄もしないで汚泥の上からどんなに強力な消毒を撒いても、所詮は堆積した汚泥の1番上の部分にしか効果はありません。
洪水の汚泥は山や川から流れてきます。
その汚泥の中には、様々なウイルスや菌、虫が混ざっています。
中には未知なるウイルスも混ざっているかもしれません。
そんな汚泥が床下には10センチ、20センチ、30センチと溜まっています。
これだけの量の汚泥の上にどんなにすぐれた消毒剤を撒いても気休めにもなりません。
実際に汚泥回収と洗浄をしないで消毒だけ撒いた現場の約一ヶ月後の写真があります。
フローリングの裏にカビが生えています。

乾燥をさせてもいないので、フローリングはブワブワに浮いてきてしまっています。
このご自宅の床下の写真です。
少し床下に浸水しただけでも、これだけの汚泥が入ります。

壁を剥いでみると、この様な状態です。
 
たったこれだけの汚泥でも、消毒剤を撒いただけでは上記の様なカビに侵されることになります。
 
以上の事から、汚泥回収、洗浄を行わないままでの消毒では、意味がない事があるという事実がわかると思います。

水害後、何を撤去したらよい?

汚水を吸い込んだ部材は出来るだけ撤去する。
特に、壁材で多く使用される石膏ボードや断熱材。
これらが汚水汚泥を吸った場合は撤去処分をお勧めします。

あまり知られていない事ですが、石膏ボードの含水率はほぼ『0%』です。
※含水率:物質に含まれる水分割合

ちなみに、人間はほぼ100%です。
測定してみて水分を含んでいる石膏ボードは撤去が望ましいでしょう。

ダスメルの水害復旧の作業内容

現地調査

機材を使って調査

目視での調査

養生作業
床下侵入口までの養生

現場に応じた機材搬入
床剥ぎ

壁浸水被害のある高さでカット
壁内断熱材撤去

床下に溜まった汚泥回収
壁内の躯体に着いた汚泥の回収

洗浄作業

乾燥作業

消毒作業

防カビ作業

シロアリ予防作業

機材撤収

以上の様な流れとなります。
以上の作業を行う事により、今までの様な健康で平穏な生活に一歩進めると思います。

ダスメルが使う他社様とは違う水害復旧用の機材

外線サーモグラフィカメラ

肉眼では見えない温度分布を 観察することが可能となります。

dri-eaz 除湿機

除湿力に優れた、除湿専用マシン

dri-eaz 送風機

災害現場では限られた電力しか無いため、省電力でありながら強力な送風機能のある送風機

ウルトラファインバブル発生装置

ウルトラファインバブル(ナノバブル)は優れた洗浄力と除菌力があります。
ウルトラファインバブルと弊社選定の洗浄剤・消毒剤を併用して使う事により、プラスアルファの効果を出します。
ウルトラファインバブル発生装置から発生するバブル(泡)の大きさは、地球の大きさに対してビー玉程の大きさになります。

Jackery(ジャクリ)製 ポータブル電源

災害被災地では限られた電力しか無いケースがあり、業者が好き勝手に電気を使うわけに行かない事もあります。
場合によりダスメルでは電力を持参しています。
たとえ現地でポータブル電源の蓄電気が無くなったとしても、ソーラーパネルで電力チャージ出来る体制を整えています。
 

水害水災現場でダスメルが多用する機材『dri-eaz』とは

dri-eazは、乾燥させる事に特化した製品になります。
より迅速に確実に乾燥させる為の機材です。
しかし、乾燥させる特徴とは別に大きな特徴があります。
 

  1. 省電力で稼働する事が可能(ポータブル電源でも長時間稼働可能)
  2. 長時間稼働(50時間や100時間連続稼働など)を想定して作られている為、長時間稼働による火災の心配が少ない。 長時間稼働が想定されていない一般家電品では、火災リスクが上がります。
  3. 各機材にコンセント差し込み口がある為、建物のコンセント差し込み口が少なくても、機材同士を連結し稼働させる事が可能

 
などの特徴があり、災害専用機材となっています。

災害復旧 ダスメルクリーンではこれまでに

福岡県久留米市・福岡県大牟田市・長崎県大村市・神奈川県川崎市・佐賀県小城市・佐賀県武雄市一般戸建家庭・寺院・ガソリンスタンド・病院・老健センターなどで作業させて頂いております。
 
水災害は無いに越した事はありません。 が、自然現象で間違いなく起こります。
 
災害グッツの準備や避難経路など準備をされ、万が一の時は、ダスメルへご相談を下さい。

他のお店で見積りを取られたお客様
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料金は、ご相談させていただきます。

荷物の整理、お部屋からの搬出作業、部屋の掃除まで全て私どもにお任せください。
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不動産関係、大家さん、夜逃げの片付けなどお任せください。
自動車(車)の廃品回収も始めました。もちろん動かなくなった車もOKです。