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Special Cleaning

マンション転落事故

はじめに  なぜ、今「マンション転落事故と特殊清掃」を深掘りするのか

 
近年、都市部を中心にマンション高層階からの転落事故(飛び降り)が報道される機会が増えています。自殺だけでなく、事故や不慮の転落も含めると、年間数百件規模に上るとも言われています。しかし「まさか自分のマンションで…」と考える方が大半で、現実に起きるまで清掃・処理の現場を想像することは少ないのが実情です。
 
「どこに頼めば良いの?」「住民に知られず対応できる?」「管理人や清掃業者が普通に片付けて良い?」そんな疑問・不安に、プロ目線で徹底解説します。

マンション転落事故が現実に起きた時、現場では何が起こっているのか

 
マンションの転落事故は、場所も状況も千差万別です。

  • マンション裏手の植え込み
  • 正面エントランス
  • 住民用駐車場
  • ごみ集積所のそば …等

 
朝、出勤しようと駐車場に向かった住民が、血痕や体液の跡を発見することも少なくありません。
 
この時、多くのマンションでは「まずは管理会社や管理人に連絡」「その後、警察や消防が現場確認」という流れになりますが、事件後に残る“現場の後始末”は誰が、どのように行うのか? ここに多くの誤解とリスクが潜んでいます。

転落事故の現場  住民や管理者が直面する“見えない問題”

転落事故の現場には、血液・体液・毛髪・衣類・ガラス片など、一般的な清掃では対応できない“バイオハザード”が残されることがあります。
 
【現場で実際に起きている問題】

  • 血液や体液は、時間と共にアスファルトやコンクリートに染み込み、簡単には落ちません。
  • 通常の洗剤や高圧水流では「表面の汚れ」は取れても、見えない細菌やウイルスは残留します。
  • 夏場などは短時間で悪臭が発生し、害虫や小動物が集まるリスクも。

 
さらに…

  • 「とりあえずホースで水を流した」→近隣に血液が拡散、二次感染や苦情のもとに
  • 「見た目はきれいでも臭いが残る」→マンション価値・住民の心理的ダメージ

“普通の清掃”で済まされない理由  血液・体液の現場特有リスク

一般の清掃業者や管理人が「水で流すだけ」「清掃用のモップで拭くだけ」といった対応をすることは、実は大きなリスクです。
 
【なぜ普通の清掃ではダメなのか?】
1. 感染症リスク
血液や体液には、肝炎ウイルス・HIV・ノロウイルスなど、命に関わる感染源が含まれる場合があります。
 
2. ニオイ・シミの再発
見た目は消えても、コンクリートやアスファルト内部にタンパク汚れやバクテリアが浸透していることがほとんど。これが数日後・数週間後に「悪臭」や「再びシミが浮き出る」原因に。
 
3. 法令違反・住民トラブル
誤った清掃で血液を側溝や雨水排水に流すと、河川法・水質汚濁防止法などの法令違反リスクも。
さらに「現場写真がSNSに流出」「住民同士のトラブル」など、管理会社の信頼低下につながるケースもあります。

よくある質問・誤解「ホースで流しても大丈夫?」の落とし穴

Q. ホースで流せば血液は消える?
表面の血液は消えるが、下地にはタンパク質や細菌が浸透したまま。
周辺に血液が飛散・拡散し、かえって被害拡大になるケースも。
 
Q. 洗った排水は側溝に流してもOK?
絶対にNG。感染症リスクの高い排水は、専門業者が回収・適切に処理しないと、法的トラブルや苦情の原因に。
 
Q. 血液のシミは何で落とす?
市販の漂白剤や洗剤では“色”は消えてもバクテリアやウイルスは残りがち。専用の血液分解剤やバイオ薬剤を使った分解除去が必須。
 
Q. お祓いは必要?
実際、清掃後に「住民の不安を和らげる目的」でお祓い・供養を依頼されるケースも。精神的ケアの観点から、希望があれば手配サポートも可能。

マンション特殊清掃のプロが使う最新機材と薬剤

【ダスメルクリーンの現場機材例】
• 高圧洗浄機(飛散防止鍋蓋ノズル付)
血液・体液のこびりつきも強力に除去、周囲への飛沫を完全ガード
 
• ふじやま(高圧洗浄バキューム)
洗浄と同時に排水を回収、血液を周囲に拡げず、そのまま現場から持ち出し処理
 
• 専用血液洗浄剤(酵素系・加速化過酸化水素系など)
血液タンパク質を分解、細菌・ウイルスを同時に死滅させる
 
• 消毒剤(次亜塩素酸系・二酸化塩素系)
国のガイドライン適合、感染症対策も万全
 
• 臭気測定器(現場のニオイ数値化)
作業後の空間衛生・ニオイ再発リスクも可視化

実際の作業工程  ダスメルクリーンの現場力
【作業の流れ】

1. 現地調査・安全確保
- 警察・消防の現場検証終了後、現地状況を確認
- 周辺への目隠し、養生作業
2. 血液・体液の除去
- 高圧洗浄機+専用薬剤で、表面の血液・体液を完全分解除去
- 飛沫防止ノズルで周囲への拡散ゼロ
3. 洗浄排水のバキューム回収
- ふじやま機で“流さず吸い取る”、回収水は法令に則り持ち帰り・処分
4. 消毒・脱臭・最終チェック
- 消毒剤で細菌・ウイルス除去、臭気測定器で最終チェック
- シミ残り・臭気残りなしを確認
5. ご希望に応じてお祓い・供養の手配サポート
6. 報告書作成・作業証明書発行
(管理会社・住民説明用)

洗浄排水・血液の行方と“法的リスク”   知られざる排水処理の現実

血液や体液を含む排水は、一般ごみ・下水と同じ扱いはできません。

  • 「マンションの排水溝に流した」場合、水質汚濁防止法違反や、近隣住民とのトラブルになる可能性。
  • 専門業者は「回収→専門処理場で適正処理」まで一括対応。

 
さらに、清掃現場での感染症対策は厚労省・自治体のガイドラインに従う必要があります。

“お祓い”は必要?心のケアと心理的サポート

「事故現場=不浄」という心理的ストレス、また近年は“現場を見た住民”が心的外傷を負うケースも増えています。

  • 住民やオーナーから「お祓いをしてほしい」というご要望も多数。
  • ダスメルクリーンでは、地元神社・僧侶と連携し「お祓い・供養」のご案内も可能です。

管理会社・オーナー・住民が知るべき「特殊清掃の依頼フロー」

【緊急時の対応手順】

  1. 警察・消防へ連絡、現場検証の終了を待つ
  2. 管理会社・理事会へ報告、特殊清掃業者への依頼を決定
  3. 業者による現地調査・見積もり(即日対応可)
  4. 清掃作業実施(立ち合い不要、住民への配慮徹底)
  5. 作業完了後、報告書提出・再発防止アドバイス

料金相場・作業時間・必要な準備

  • 作業料金目安:8万円~30万円(規模・汚染度による)
  • 作業時間:1~3時間(現場状況・広さによる)
  • ご用意いただくもの:水道・電源(屋外コンセント等)
  • 作業時の住民立ち合い:原則不要(秘密厳守・早朝夜間対応可)

よくあるQ&A

Q. 住民に知られずに対応できますか?
A. 夜間作業・目隠しパネル・車両サイン無し対応も可能です。
 
Q. ニオイが残りませんか?
A. 臭気測定器による最終確認+再清掃保証あり。
 
Q. 血液が染み込んだコンクリートもきれいに?
A. 専用機材と分解薬剤で“再発ゼロ”を実現。
 
Q. 警察や自治体への対応は?
A. 必要に応じて弊社が代行・サポートいたします。

ダスメルクリーンの実績・選ばれる理由

  • 年間100件以上の特殊清掃実績
  • 警察・自治体・大手管理会社からの依頼多数
  • “ふじやま”等独自機材で、現場を汚さず・広げず処理
  • 緊急出動24時間対応
  • 地元神社・仏閣との連携で“心のケア”も重視

まとめ  『正しい清掃』がマンション価値を守る

転落事故は、被害者ご本人だけでなく、周囲の住民や管理会社、通行人、そして地域社会全体に深刻な影響を及ぼします。命と尊厳に関わる繊細な現場だからこそ、専門的な知識と高度な洗浄技術、そして細やかな配慮が求められます。
 
管理者や住民の方々にとっては、想像を超えるストレスやリスクとなりますが、適切な特殊清掃によって安心と資産価値を守ることが可能です。
 
「どこに相談すれば良いのか」「住民対応はどうすればいいのか」とお悩みの際は、ぜひプロの特殊清掃業者ダスメルクリーンへご相談ください。
 

対応エリア

福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・山口県・大分県・宮崎県・鹿児島県

 
宮崎県・鹿児島県は、協力会社の株式会社森元クリーンが対応させていただく場合がございます。