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タバコの臭いでお困りのアパート家主様のタバコヤニ消臭作業
タバコの臭いの原因となる化学成分
タバコの臭いの正体は、単なる煙ではなく、煙に含まれる多種類の化学物質です。タバコの煙には4,000種類以上の化学成分が含まれており、そのうち200種類以上が有害物質だとされています。
特に、臭いの元として問題になる主な成分は以下のとおりです。
主な臭気成分
- タール(ヤニ):粘着性があり、壁や天井、家具などにこびりつきます。色が茶色く、長年喫煙されていた部屋では視覚的にもわかるほど。
- ニコチン:水溶性で素材に染み込みやすく、空気中で酸化することで不快な刺激臭を発します。
- アセトアルデヒド:ツンとした甘い臭いで、発がん性の疑いもあります。
- ホルムアルデヒド:化学的な刺激臭が強く、シックハウス症候群の原因にもなる物質です。
- アンモニア:鼻にツンとくる刺激臭。湿気と混ざると臭いがさらに強くなります。
- ベンゼン・トルエン:シンナーのような臭いを持ち、揮発性も高いため空間に残りやすいです。
これらの成分は、素材に染み込むだけでなく、時間とともに「再放散」し続けるため、消臭スプレーだけでは臭いが復活してしまうのです。
消臭の基本は「ヤニ取り」と「専用消臭剤の使用」
タバコの臭いを本当に消すには、次の2つの対策が基本です。
① ヤニを徹底的に除去する
まずは、原因物質であるタール(ヤニ)やニコチンを部屋中から取り除くことが最優先です。
- 壁・天井・床を強アルカリ洗浄剤で洗浄
- 窓やサッシ、換気扇、ドアノブまでしっかりクリーニング
- エアコンの内部洗浄(場合によっては交換も検討)
ヤニは見えない場所にまで付着しているため、徹底的な清掃が必要です。
よくある質問(Q&A)
Q:市販の消臭剤でタバコの臭いは取れますか?
A:一時的には臭いを抑えられるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。原因物質が除去されていなければ、すぐに臭いは戻ります。
Q:換気や空気清浄機で改善しますか?
A:多少は効果がありますが、臭気成分は壁や天井に染み込んでいるため、根本解決にはなりません。
Q:喫煙者がいた中古住宅でも無臭にできますか?
A:はい、可能です。状態によっては内装工事も含めた対応になりますが、無臭に近い状態まで改善できます。
まとめ
タバコの臭いを本気で消すなら「原因を断つ」ことが大切
「タバコの臭い 原因 消臭」と検索される方が求めているのは、表面的なスプレー消臭ではなく、本当に臭いが取れる方法です。
本格的なタバコ臭対策には、
- ヤニやニコチンなど原因物質の除去
- 専用消臭剤による分解処理
- 素材(クロス・襖など)の交換
という3つのステップが欠かせません。
長年のタバコ臭や、強く染み込んだ臭いでお困りの方は、プロの消臭・清掃サービスに相談してみてください。しっかりと対策を講じれば、タバコの臭いは完全にリセット可能です。
タバコによるヤニ消臭の作業料金表
