お風呂のカビ取り完全ガイド!頑固な黒カビを落とす方法とおすすめ洗剤
お風呂掃除の中で最も厄介なのが、いつの間にか増えている黒カビではないでしょうか。「市販の洗剤を使ってもなかなか落ちない」「掃除してもすぐに生えてくる」とお悩みの方も多いはずです。
この記事では、プロの視点からお風呂のカビ取りを効率的に行う方法を徹底解説します。頑固な黒カビを根こそぎ落とすテクニックや、おすすめの洗剤、さらには綺麗な状態をキープする予防策まで詳しくご紹介します。
カビ除去でお悩みの方はダスメルクリーンへご相談ください。
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お風呂の黒カビが発生する原因
お風呂場は家の中でも特にカビが発生しやすい場所です。まずは、なぜ黒カビがこれほどまでに繁殖してしまうのか、その理由を正しく理解しましょう。
浴室にカビが繁殖する3つの条件
カビは「温度・湿度・栄養」の3つの条件が揃うと、爆発的なスピードで増殖を開始します。
浴室は以下の条件を満たしやすいため、注意が必要です。
| 温度 | カビが最も活発になるのは20度〜30度前後です。入浴後の浴室はこの温度に保たれやすいため、カビにとって絶好の環境となります。 |
|---|---|
| 湿度 | 湿度が70%を超えるとカビは急激に繁殖します。水分を好む性質があるため、水気が残った浴室はカビの温床です。 |
| 栄養源 | 石鹸カス、皮脂汚れ、シャンプーの流し残しなどはすべてカビの栄養になります。これらが壁や床に付着していると、カビが育つ原因となります。 |
頑固な汚れの正体である黒カビ
浴室で見かける黒いポツポツとした汚れの正体は「クラドスポリウム」という真菌の一種で、一般的に黒カビと呼ばれます。
黒カビとは、非常に生命力が強く、素材の奥深くまで「根」を張る性質を持つカビのことです。表面だけをブラシでこすっても、根が残っているとすぐに再発してしまいます。そのため、表面的な掃除ではなく、根元から殺菌・漂白するアプローチが不可欠です。
カビ取り剤の選び方とおすすめ製品
カビを効率よく落とすためには、汚れの場所や程度に合わせた洗剤選びが重要です。
塩素系漂白剤の特徴と除菌効果
強力な除菌・漂白力を持つ塩素系漂白剤は、お風呂の黒カビ対策において最も効果的な薬剤です。
主成分である次亜塩素酸ナトリウムがカビの細胞を破壊し、色素を分解します。市販されている多くの「カビ取りスプレー」はこのタイプに分類されます。非常に強力ですが、独特の刺激臭があるため、使用時の取り扱いには注意が必要です。
※カビの細胞壁は頑丈で、次亜塩素酸ナトリウムで数分漬け込まないとカビの細胞壁は壊せません。その細胞壁を容易に破壊することが出来るのが弊社のカビ除去剤のゴールドモアです。
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ゴムパッキン専用のジェルタイプ
液だれしにくいジェルタイプの洗剤は、ドアの縁やタイルの目地などのゴムパッキンに深く根を張ったカビに最適です。
密着力が高い
垂直な面に使用しても薬剤が留まり続けるため、カビの根元までじっくり浸透します。
ピンポイントで塗れる
ノズルが細いものが多く、汚れが気になる部分だけに的確に塗布できるのがメリットです。
おすすめ製品としては、ジョンソンの「ゴムパッキン用カビキラー」などが挙げられます。
(参考:https://www.kabikiller.jp/products/kk04.html)
広範囲に使える泡スプレータイプ
壁や床、浴槽のフタなど、広い範囲に発生したカビには泡スプレータイプが効率的です。
シュッと吹きかけるだけで泡が汚れに吸着し、広範囲を一度に除菌できます。
カビハイター(花王)
密着成分が配合されており、壁面でも泡が垂れにくいのが特徴です。
カビキラー(ジョンソン)
浸透スピードが速く、素早くカビを攻撃します。
(参考:https://www.kao.com/jp/products/haiter/4901301222824/)
頑固な黒カビを落とす掃除の手順
カビ取り剤の効果を最大限に引き出すためには、正しい手順で作業を行うことが大切です。
浴室を乾燥させてから作業を開始
カビ取り作業を始める前に、浴室の水分を拭き取ってしっかり乾燥させることが成功の秘訣です。
壁や床が濡れていると、カビ取り剤の成分が水で薄まってしまい、本来の洗浄力が発揮されません。また、水分がバリアとなって薬剤がカビの根まで届かなくなることもあります。10分〜20分ほど換気扇を回し、乾いた状態で塗り始めましょう。
カビ取り剤を密着させる塗り方
カビを覆い隠すようにたっぷりと薬剤を塗布し、空気に触れさせないように意識してください。
スプレータイプを使用する場合は、カビから10cm〜15cmほど離して直接吹きかけます。このとき、下から上に向かってスプレーしていくと、液だれによるムラを防ぎやすくなります。
適切な放置時間と洗い流しのコツ
薬剤を塗った後は、15分〜30分ほど放置してカビの根まで浸透するのを待ちます。
あまり長く放置しすぎると、素材を傷めたり、乾いてこびりついたりする原因になるため注意しましょう。洗い流す際は、シャワーの冷水を使用するのがおすすめです。お湯を使うと塩素の成分が揮発しやすく、臭いがきつくなる可能性があるためです。
落ちないカビに効くパック掃除術
普通にスプレーしただけでは落ちない「最強の黒カビ」には、パック法が有効です。
キッチンペーパーを使ったパック法
キッチンペーパーとラップを併用する「パック法」を行うことで、薬剤の蒸発を防ぎ、カビの深部まで成分を届けられます。
パック掃除の具体的な手順
薬剤を塗る
カビが気になる部分にカビ取り剤をスプレーします。
ペーパーで覆う
その上から細長く切ったキッチンペーパーを貼り付け、さらにその上から追いスプレーをします。
ラップで密閉する
乾燥を防ぐためにラップで覆い、30分〜1時間ほど放置します。
しっかり流す
ラップとペーパーを剥がし、水で念入りに洗い流します。
天井や高い場所の掃除テクニック
天井のカビに対して直接スプレーするのは、薬剤が目や体に降り注ぐ危険があるため絶対にやめてください。
天井の掃除には、以下の方法が安全で効果的です。
フロアワイパーを活用する
キッチンペーパーを装着したフロアワイパーにカビ取り剤を染み込ませ、天井を優しく拭くように塗布します。
数分置いてから拭き取る
数分放置した後、水に濡らして固く絞った別のペーパーで数回水拭きを行い、最後に乾拭きで仕上げます。
カビ取り作業の注意点と安全対策
カビ取り剤は強力な薬品です。安全に使用するために、以下のルールを必ず守ってください。
換気の徹底と保護具の着用
健康を守るため、作業中は必ず2箇所以上の窓やドアを開け、換気扇を最大にして空気を循環させてください。
また、皮膚や粘膜を保護するために以下の装備を推奨します。
- ゴム手袋(手荒れ防止)
- マスク(蒸気の吸入防止)
- 保護メガネ(目への飛散防止)
もし作業中に気分が悪くなった場合は、すぐに作業を中断して新鮮な空気を吸うようにしてください。
酸性洗剤との併用による危険性
塩素系カビ取り剤のパッケージにある「混ぜるな危険」の表示は、命に関わる重要な警告です。
塩素系漂白剤と、クエン酸や酸性タイプの洗剤(お風呂の石鹸カス用など)が混ざると、猛毒の塩素ガスが発生します。同じ日に別の洗剤を使うのは避け、もし併用する場合は、前の洗剤を完全に洗い流してから時間を置いて使用するようにしましょう。
お風呂のカビ発生を防ぐ予防策
せっかく綺麗にした浴室を維持するために、日々のちょっとした習慣を取り入れましょう。
防カビくん煙剤による定期ケア
2ヶ月に1回のペースで「防カビくん煙剤」を使用すると、目に見えないカビの原因菌を除菌し、黒カビの発生を劇的に抑えられます。
銀イオン(Ag)などの除菌成分が煙となって浴室の隅々まで行き渡り、換気扇の裏や天井などの掃除しにくい場所までコーティングしてくれます。
おすすめ製品:ルックプラス おふろの防カビくん煙剤(ライオン)
(参考:https://look.lion.co.jp/bath/boukabi/)
入浴後の水気除去と換気の徹底
カビ予防の基本は、浴室に「水分」と「温度」を残さないことです。
以下のルーチンを習慣化しましょう。
熱いシャワーで汚れを流す
入浴後、壁や床に残った石鹸カスを50度以上の熱いシャワーで洗い流します。
冷水で温度を下げる
その後に冷水を全体にかけ、浴室内の温度を下げます。
水分を拭き取る
スクイージー(水切りワイパー)や吸水タオルを使って、鏡や壁の水分を取り除きます。
24時間換気
換気扇は可能な限り24時間回し続けるのが理想的です。
まとめ
お風呂の黒カビは放置するほど根が深くなり、落とすのが困難になります。しかし、適切な洗剤を選び、乾燥した状態で「パック法」などのテクニックを駆使すれば、頑固な汚れもスッキリ落とすことが可能です。
「カビを取ったら、次は生やさない」という意識を持ち、防カビくん煙剤や日々の水切りを習慣にして、清潔で快適なバスタイムを過ごしましょう。どうしても落ちない汚れや、自分では手が届かない場所のカビが気になる場合は、プロのハウスクリーニングに相談するのも一つの手ですよ。
この記事を書いた人
森 大輔
2004年より特殊清掃・災害復旧専門会社 ダスメルクリーンを運営
IICRCの国際資格取得や特許消臭技術ヒドロ工法を考案
災害復旧の専門集団『日本レスレーション協会』理事
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